アルメットルーフィングは錆に強いジンカリウム鋼板を基材として使用しています。これにより1平方メートルあたりの重量は7kgになります。これは日本瓦の1/8、平板スレートの1/3と非常に軽量です。構造体の頂部にある屋根の荷重を軽くすることによって、建物への負担を軽減し、建物を長持ちさせます。
アルメットルーフィングはインターロッキング下地工法を採用しています。インターロッキング下地とは屋根の構造部(垂木)にしっかりとつなぐ横桟木工法に屋根材を正面釘打でしっかり締結する工法です。この工法により構造的に屋根材が躯体小屋組構造と一体化するために、他の工法と比較しても地震・火災・暴風に対しても常に建物の基本構造と一体化し、屋根材が飛んでしまったり、崩れ落ちたりすることがないもっとも長期的に安全な下地工法です。 (下地材木は断面積が大きいため、長期的に腐食の心配はありません)
表面の石粒の効果により、基材鋼板層へ熱が伝わりづらくなっています。また十分な空気層を確保する工法を採用しているで、屋根面での熱を屋内へ伝えづらい構造になっています。 さらに石粒は鋼板の雨粒を細かく拡散させ、金属屋根独特の"パタパタという音"をおさえる性質があります。そして石粒によって屋根材同士の勘合で発生しやすい"毛細管現象"や水の横走りをおさえることができる為優れた防水性を発揮します。
アルメットルーフィングの表面は、日本の陶器瓦にも使われている自然の顔料釉薬を高温酸化焼成しています。このため日本の陶器瓦同様色あせの心配がなく長期にわたり美観を保持できます。
古い平板スレート屋根や金属屋根・アスファルトシングルなどからの改修工事は、既存の屋根をはがさずにアルメットルーフィングヘリフォームできるので、地球とコストにやさしいリフォームを可能にします。